皆様、冬の足音も聞こえ始めましたが如何お過ごしでしょうか?/
11月に入り住宅に使う部材の供給に色々な影響で支障が出て来ております。今回は住宅設備に関してのお話をしたいと思います。
今、トイレ(ウォシュレット)、ガス給湯器、LED照明、エコキュートなどの入荷が未定という事になっております。昨年は中国国内のコロナの影響でやはりトイレ(ウォシュレット)、給湯器、エコキュートなどが欠品しました。今回の状況は、ベトナムなどがコロナでロックダウンし部品を作っている工場が操業停止や生産減などの影響によるものです。/
日本で作られている商品がすべて日本国内で生産されている部品を使っているのではなく、生産コストを抑えるという観点から色々な部材が海外で作られるという状況には変わりがないのですね。確かの冷凍ベジタブルなども海外で生産した野菜を使ったりしてますよね。/
これからの日本にとって、どこまでを国内で生産して行くかを決めて行かないといけない時期に来ているのかもしれません。その為のコストアップをどの様に容認するのか「国内製造=日本国民の所得になる」という基本的な考えで良いのかと思います。ここで怖いのが、国内で安く作る為に「不法な労働力を使う」という方向には行って欲しくないです。この問題は今米国で大きな問題になるつつ有ります。売電の移民の受け入れを容認するとした米国では正規な手続きで入国した移民の職場を不法移民の方が、安価な労働力として奪い大きな問題になるつつ有ります。同じような事を日本で起こらない様にしなくてはいけないでしょうね。/
話がズレましたが、ベトナムなどのアセアン地域の生産の動向とコンテナ物流の改善には時間を要すると思われます。上記の様な事を踏まえて、住宅業界の動向を見てみて下さい。