【適性価格?】2019.0408

先日、当社の会議の中で施工店様が抱えている問題点の話が出ました。それは、商品の価格に関してでした。

住宅には、色々な商品を使い取り付けながら完成して行きます。その中で今現実に起こっている事が会議の中で出ました。実際の住宅の見積をしてお施主様にお見積書ご提出して、キッチンや洗面設備などネット環境で購入出来る商品が有ると、その価格をネット販売の価格と比べて高いという話が出るそうです。

住宅に使われる住宅設備は、ほとんどが施工を伴う商品が多く、その商品の接続に必要な部品なども有ります。また、現場までの配送費など商品とは別に必要になる物も有ります。その事を全て含めて価格を見て頂ければ良いのでしょうが、商品のみの価格で施工店様が言われる様です。段々とすべての商品に対して言われ出すと、施工店様も説明して納得して貰う為の行為自体に疲れてしまい、本当に良い住宅を建ててあげたいという気持ちが無くなり、仕事自体もしたくないという心境になってくるとの事でした。

確かに安く良い住宅を建てたいという気持ちは分かります。しかし、どんな素晴らしい商品を安く購入したとしても、その住宅の基本となる見えない部分がしっかりしていないと、本来の住宅としての価値は無いのではないでしょうか?

住宅は住み出してから、数十年経ってからが重要です。その所を大切にするにはどうした方が良いのかを考える事が必要になる時代ではないでしょうか!!人の縁を大切にして行きたいですね!!