【住宅解体時!!】2019.0417

 昨年から産業廃棄物の収集運搬会社の廃業などのお話をお聞きする機会が急に増えました。当社でも、一部の木材のみを焼却している関係上、焼却灰が発生する為に10年ぶりに以前収集運搬を依頼しておりました業者に電話した所、連絡つかず!!

 状況が分からず、処分品目が違う知り合いの業者にお聞きした所、品目によっては最終処分場が埋まって来ており、これ以上受け入れを出来ないという状況になっているという事です。その為に収集しても最終処分場へ搬入出来ず止む無く廃業するしかないという状況になっている様です。

 その事で今後どの様な事になって来るのかを考えた時に、ちょっと怖い事が頭をよぎりました。それは、今現在住宅で使用している「石膏ボード」の処分です。

 石膏ボードも昔は、自然物で出来ているという事で処分方法は埋め立て処分といういう扱いでしたが、地中の居る微生物により硫化水素を発生するという事が分かり、処分方法が管理型処分場という事になりました。その関係で最終処分場が限定され受け入れ先が少なくなってしまいました。その事により、解体現場の石膏ボードを受け入れられる業者が段々と無くなって来ております。
それにより、受け入れ金額も高くなって来ております。

 同じ事がこれから色々な物に出て来て、ゴミの処分という事が困難になって来ると思います。これは、一般のゴミも同じ状況が起こると思います。だからこそ、リサイクル出来る物や環境負荷の少ない商品を私たちは選択し使って行かなくてはいけなくなって来ると思います。

 みなさん、どのように思われますか?