拝啓 日頃はご贔屓頂き誠にありがとうございます。2025年4月に建築基準法が改正され4号建築物から新2号建築物(2階建)、新3号建築物(1階建、延べ面積200㎡以下)となりました。新2号建築物には「構造関係規定等の書類」が追加されました。
その構造関係規定等の書類には、木材の等級という内容を記載する事が必要になります。日本住宅・木材技術センターの「壁量等の基準(令和7年施行)設計支援ツールの①表計算ツールでの「2-2 樹種等を選択し、算定式と有効細長比より小径を求める場合」で「JAS規格」、「樹種等」、「等級等」という項目を選択します。内容も構造概要書に記載するという事になると思います。その点についてお知らせさせて頂きます。
敬具
記
- 当社出荷のJAS規格に関して
杉KD材=「JAS機械等級区分構造用製材」「スギ」「E70」
桧KD材=「JAS機械等級区分構造用製材」「ヒノキ」「E90」
米松KD材=「JAS機械等級区分構造用製材」「ベイマツ」「E110」
上記の材料の土台、柱、梁、桁など105x105、120x120、105巾、120巾に関してはすべて対応しております。
- 無等級材に関して
無等級という格付けが無い為に、当社では「無等級」というJAS規格は表記出来ません。監理される設計者にて材料の等級確認をお願い申し上げます。格付けのない商品に関しては、特等(A品)でのご提供になります。(90x90材などは特等でのご対応になります、JAS指定などございましたらご相談下さい)
- 羽柄材に関して
間柱、筋違、垂木など羽柄材の関しては、基本「特等」(A品)でのご提供になります。
以上